皆さんがビジネスフォンに持っているイメージってどんなものですか?おそらく、家庭用電話機のようなコード付きタイプを思い浮かべると思います。事実、オフィスに導入されているビジネスフォンの8,9割がコード付きタイプのものです。
しかし、実はビジネスフォンにも”コードレスタイプ”があります。コードレスなので電波さえ受信できれば、オフィス内であればどこにでも設置可能に。どの機種もコンパクト設計なので、スモールオフィスのちょっとしたスペースでも大丈夫です。
そこで、今回はビジネスフォンのコードレスタイプの価格相場と、メリット・デメリットについてご説明しましょう。
1.ビジネスフォンのコードレスのタイプと特徴
冒頭で紹介した通り、ビジネスフォンには”コード付き”と”コードレス”の2つのタイプが。さらに、コードレスの中にも”デジタルコードレスタイプ”と”カールコードレスタイプ”と呼ばれる2つが。では、各コードレスタイプの特徴をご紹介しましょう。
デジタルコードレスタイプ
デジタルコードレスタイプとは家庭用電話機の”子機”のような形状の、または”ケータイ(携帯)”のような形状のものを指します。ビジネスフォンでありながら携帯端末として非常にコンパクト、どんなスペースにも簡単に設置可能です。
その為、デジタルコードレスタイプは商業施設や病院、工場や官公庁など広い空間で、かつ移動の多いところに導入されています。充電さえしておけばポケットにも入り、移動しながら携帯のように通話できるのが最大の魅力です。
カールコードレスタイプ
カールコードレスタイプとは形状は従来のビジネスフォン(コード付き)のままで、かつコード自体はついていないものを指します。従来のビジネスフォンと形状は同じなのでボタンが多く、ビジネスホンならではの多機能性を利用できます。
その為、カールコードレスタイプはオフィス(事務所)や個人事業主のように、限られた空間で卓上に導入するのが一般的です。捜査方法は従来のものとほぼ変わらず、操作しやすいのはカールコードレスタイプの魅力と言えるでしょう。
2.ビジネスフォンのコードレスタイプの価格相場
ビジネスフォンのコードレスタイプにはコンパクトな”デジタルコードレスタイプ”と、多機能な”カールコードレスタイプ”の2種類があるとのことでした。では、次にビジネスフォンの各コードレスタイプの価格相場を見ていきましょう。
デジタルコードレスタイプ
ビジネスホンのデジタルコードレスタイプの価格相場は以下のように。
- 品価格:9万円〜/台
例えば、HITACHIのデジタルコードレスタイプ”integral-F”は1台あたり9万円弱からと。デジタルコードレスタイプにも関わらず、ボタンが豊富と機能性も十分。2013年にはグッドデザイン賞を受賞したほど、おしゃれでおすすめな機種です。
カールコードレスタイプ
ビジネスホンのカールコードレスタイプの価格相場は以下のように。
- 新品価格:7万円〜/台
例えば、NECのカールコードレスタイプ”UNIVERGE Aspire UX”は1台あたり8万円弱からと。先述した”integral-F”と比較して1万円ほどお得に。デジタルコードレスタイプよりも割安なことが多いのも、カールコードレスタイプならではです。
3.ビジネスフォンのコードレスタイプのメリット・デメリット
デジタルコードレスタイプの価格相場は9万円から、カールコードレスタイプは7万円からと。従来のコード付きとは違った魅力のコードレスタイプですが、知っておきたいデメリットも。では、コードレスタイプのメリット・デメリットをご説明しましょう。
コードレスタイプのメリット
コードレスタイプのメリットとしては以下の3つ。
- 電波さえ受信できればどこでも通話できる
- コンパクトサイズで設置場所を選ばない
- コードレスなのでレイアウト変更もしやすい
コードレスタイプの1番のメリットは、”コードがないので移動できる”ということ。設置場所を選ばないのはもちろん、デジタルコードレスタイプであればポケットに入れて持ち歩くことさえ。この”自由度”はコードレスタイプならではの魅力でしょう。
コードレスタイプのデメリット
コードレスタイプのデメリットとしては以下の3つ。
- 従来のコード付きとのセットでしか運用できない
- コード付きと対応する機種しか使用できない
- 一定間隔でアンテナを設置する必要がある
実は、コードレスタイプはそれ単体では運用できません。あくまで従来のビジネスフォン(コード付き)のオプションとしてのみ。また、通信域を確保するためには一定間隔ごとにアンテナを設置する必要もあり、ある程度の費用がかかります。
4.まとめ
今回は、ビジネスフォンでも”コードレスタイプ”の特徴と、価格相場についてまとめてみました。コードレスタイプには携帯並みにコンパクトな”デジタルコードレスタイプ”と、従来のビジネスフォンと形状が同じ”カールコードレスタイプ”の2種類が。
- デジタルコードレスタイプ:9万円〜/台
- カールコードレスタイプ:7万円〜/台
ただし、コードレスタイプを導入するには、従来のビジネスフォン(コード付き)とセットにする必要が。あくまでコード付きのオプションとしてしか利用できないので要注意です。ぜひ紹介した内容を参考に、コードレスタイプも検討してください。
ここまでコードレスタイプのビジネスフォンについてお話をしましたが、実はさらに便利な【クラウドPBX】を導入する、という方法があります。
簡単に説明をすると「今使っているスマホから内線発信できたりなどビジネスフォンの機能を利用できる」というもの。
スマホなので、コードレスであるのはもちろん会社の外でもどこからでも会社電話をとることができるようになります。
詳しく知りたい方は、ぜひこちらのサイトをご覧になってみてくださいね。