新品ビジネスフォンを選ぶポイント

ビジネスフォン価格

せっかくビジネスフォンを導入するのなら”新品”を選びたいもの。ただ、新品なだけに「価格ってどれくらいになるの?」という不安もあります。新品ビジネスフォンを導入したばっかりに、他の設備投資ができなくなるのでは本末転倒です。

また、予算が確保できたからと、新品であればどんなビジネスフォンでもいいということではありません。オフィス環境に、用途に合わせたビジネスフォンを選ぶ必要が。むしろメーカー、機種選びの方が価格よりも気にすべきところなのです。

そこで、今回は新品ビジネスフォンの機種と価格を、機種選びのポイントを詳しくご紹介しましょう。

1.新品ビジネスフォンの機種と価格

新品ビジネスフォンの価格相場は1台あたり10万円ほど。しかし、あくまで価格相場なので、メーカーや機種によって差があります。では、SAXAやHITACHIなど、ビジネスフォンの主要メーカー5社の人気機種とその価格を見ていきましょう。

SAXA PLATIAⅡ Standard

SAXAのビジネスフォンでおすすめなのは”PLATIAⅡ Standard”。

新品価格:11万円〜/台

SAXAのビジネスホンは、スタイリッシュでデザイン性に優れているのが特徴の1つ。特に、PLATIAⅡ Standardはコンパクト設計なので限られたスペースにも問題なく設置できます。個人事業主や小規模オフィスなどに人気のメーカーです。

SAXA PLATIAⅡ Standard

HITACHI integral-F

HITACHIのビジネスフォンでおすすめなのは”integral-F”。

新品価格:10万円〜/台

integral-Fは拡張性を重視した機種で、内線電話機を最低1台から最大100台規模まで幅広く収納できます。また、”コードレスタイプ”の電話機のようなオプションも充実しているなど、活躍の場が広いのもポイントです。

HITACHI integral-F

NTT αA1

NTTのビジネスフォンでおすすめなのは”αA1”。

新品価格:15万円〜/台

NTTは新品ビジネスフォンの国内シェアトップを獲得するほど、人気を集めるメーカーです。さらにαA1は、NTTでも最新機種の1つ。流行りの”クラウドサービス”との連携を想定して設計されており、次世代のビジネスフォンとして注目です。

NTT αA1

NAKAYO NYC-iF

NAKAYOのビジネスフォンでおすすめなのは”NYC-iF”。

新品価格:10万円〜/台

NYC-iFは全体的に丸みを帯びたフォルムをしており、利用者に優しい設計が心がけられた機種です。また、ただ使いやすいだけでなく、スマホやパソコンとの連携にも対応しているなど、最新機能も充実したハイスペック機と言えます。

NAKAYO NYC-iF

IWATSU LEVANCIO

IWATSUのビジネスフォンでおすすめなのは”LEVANCIO”。

新品価格:7万円〜/台

新品価格が7万円台と、今回紹介する機種でもっともリーズナブルなのがLEVANCIO。というのも、内線電話機を最大120台まで収容でき、大規模での導入を想定した機種なため。1台あたりの価格を抑えられた掘り出し物です。

IWATSU LEVANCIO

2.新品ビジネスフォンの機種選びのポイント

新品ビジネスフォンの価格相場は10万円ほどと、10台,20台も導入すれば100万,200万円は普通にします。だからこそ新品ビジネスフォンの機種選びは慎重にしたいところ。では、ビジネスフォンの機種選びのポイントをご紹介しましょう。

回線数と電話機数をどうするか

まず、回線数と内線電話機の台数をどうするか決めるところからです。

というのも、ビジネスフォンの要である”主装置”には、機種によって収容できる回線数と内線電話機の台数が決まっています。なんとなくで選んでしまうと、後から増設したくても主装置の容量が足りなくて…、なんてこともあるのです。

ちなみに、回線数は”社員数の3分の1ほど”、内線電話機の台数は”社員数+多目的室の数”がおよその目安になります。あとはオフィスの環境、ビジネスフォンに求める用途などを考慮すると最適な回線数や台数を決めやすいです。

予算をどこまで確保できるのか

次に、予算をどこまで確保できるのかも決めておく必要があります。

先述した通り、新品ビジネスフォンの価格相場は1台あたり10万円ほど。新品ビジネスフォンで揃えるのなら、10台,20台で100万,200万円するのは当たり前です。ある程度のまとまった予算がないと、まず新品の導入はできません。

もし、予算の確保が難しいようなら、中古のビジネスホンというのも1つの手です。新品に比べ、中古ビジネスホンの価格相場は3万円ほど。機種によっては1,2万円で購入できるものも。無理してまで新品にこだわる必要はないでしょう。

依頼する業者をどこにするのか

最後に、依頼する業者をどこにするのか決めるのも重要なポイントです。

ビジネスフォンは導入して終わりではなく、いかに運用していくかが重要な設備です。将来的に社員が増えれば、事業が拡大すれば増設する必要もあるでしょう。また、精密機器なだけに定期的に点検し、整備する必要もあります。

基本的にビジネスホンを導入した業者と、5年,10年と付き合っていくことに。重要な相手だからこそ、3,4社は比較して”信頼できる業者”と契約を結びたいものです。価格の安さだけでなく、サービスとのバランスも比較できるとよりいいです。

3.まとめ

今回は、新品ビジネスフォンの機種と価格、機種を選ぶポイントについてまとめてみました。新品ビジネスフォンの価格相場は1台あたり10万円ほど。メーカーや機種によっては7万円から15万円と、ちょっとしたばらつきがあります。

そんな新品ビジネスフォンを選ぶポイントは3つ。”回線数と電話機の台数をどうするか”と”予算をどこまで確保できるか”、”依頼する業者をどこにするのか”です。ぜひ、紹介した機種と価格、選びポイントを参考に検討してみてください。

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