ビジネスフォンといえばNTTやNEC、SAXAなどが有名かと思います。正直、業者などに相談すると、大抵は先ほどの3メーカーのものを紹介されるでしょう。しかし、ビジネスフォンのメーカーとしては、他にもチェックしておくべきところが。
例えば、”パナソニック(Panasonic)”もまたビジネスフォンを提供しているメーカーの1つです。パナソニックのビジネスフォンもNTTやNECに負けないもの。むしろ他のメーカーと比較して、優位に立っている部分もあるほどです。
そこで、今回はパナソニックのビジネスフォンの特徴と、おすすめ機種と価格について詳しくご紹介しましょう。
1.パナソニックのビジネスフォンの特徴
「パナソニックがビジネスフォン?」と思っている方も多いはず。確かに、パナソニックは家電メーカーとして有名で、あまりOA機器のイメージがないためです。では、パナソニックのビジネスフォンがどのようなものか、その特徴を見ていきましょう。
パナソニックは”営業マン向け”の機種が多い
パナソニックのビジネスフォンは”営業マン向け”の機種が多いことで知られています。
例えば、他のメーカーであればオプションである、”直接転送機能”を標準搭載した機種が多かったり。スマホをビジネスフォンと連携させ、内線電話機の代わりにしたりなど。外出中にも使える機能の充実しているのがパナソニックならではです。
パナソニックのビジネスフォンの3つの特徴
パナソニックのビジネスフォンには大きく3つの特徴が挙げられます。
人に優しいデザイン
まず1つ目は”人に優しいデザイン”であること。
パナソニックは家電メーカーとして知られ、昔から”ユーザビリティ”を重視した製品を提供してきました。そのノウハウをもとに、ビジネスフォンもまた誰でも使いやすい設計に。長時間通話していても無理のない、人に優しい設計がされています。
セキュリティ機能が充実
次に2つ目は”セキュリティ機能が充実”していること。
パナソニックのビジネスフォンには、主に第三者による不法侵入を抑止するシステムを搭載できます。例えば、人感センサーにより第三者を感知し、指定の番号に異常を発信したり。警報機と連携して警告音を発したりなどが可能です。
発色や音でお知らせ
最後に3つ目は”発色や音でお知らせ”もできます。
あらかじめ登録しておくことで、特定の相手からの着信を発色や音でお知らせすることが。お得意様とその他の顧客とを分けることができ、より適切な電話対応を可能にします。ちょっとしたものですが、使ってみると便利な機能ばかりです。
2.パナソニックのビジネスフォンの機種と価格
パナソニックのビジネスフォンは”人に優しく”かつ”セキュリティが充実”、”顧客対応にも便利”とのことでした。パナソニックのビジネスフォンにより興味を持っていただけたはず。では、パナソニックのビジネスフォンの機種と価格を見ていきましょう。
La・Relire
パナソニックのビジネスフォンでロングセラーなのは”La・Relire”。
2008年に発表された機種ですでに製造中止となっていますが、中古ビジネスホンのシェアとしては今だに人気の機種です。というのも、中小企業向けに設計された機種で汎用性が高く、かつ中古価格がリーズナブルであるためです。
新品価格:8万円〜/台
中古価格:1万円〜/台
IP OFFICE
パナソニックのビジネスフォンで現在の主力なのが”IP OFFICE”。
NTT系列の公衆IP電話サービスを利用することで、全国一律での割安通話が可能に。さらに、”FMCサービス(定額)”を活用することで、外出先からスマホや携帯で発信してもビジネスホン経由にでき通話料を抑えられます。
新品価格:13万円〜/台
中古価格:4万円〜/台
3.まとめ
今回は、パナソニックの提供するビジネスフォンの特徴と、機種と価格についてまとめてみました。パナソニックは日本を代表する家電メーカーなだけあり、ユーザビリティを意識したビジネスフォンが。以下のような特徴が挙げられます。
- 人に優しいデザイン
- セキュリティ機能が充実
- 発色や音でお知らせ
また、パナソニックのビジネスフォンの価格は”IP OFFICE”の新品で13万円から。中古なら4万円から探せます。紹介したのはパナソニックのみですが、他にも様々なメーカーが。ぜひ、各メーカーをチェックし、ベストな1台を検討してください。